kuroiの気ままブログ

小説書いたり読んだり。

雑文ハードビスケット

タイトルに意味はありません。思ったことを書いていくだけなので、駄文・支離滅裂・意味不明なんてことになってしまうかもしれません。そもそも僕の思考記録みたいなものなのでご注意ください。最近こんなことばっかりしてるなあ。

 

僕は一応作家を目指しています。今まで書き上げた作品は1作のみ。それで作家目指してるとか言ったら笑われるかもしれないけど。でも真剣に目指しています。正直どうしていいのかわかんない。たくさん本を読んでたくさん書いて研究して推敲して書き上げる。それしかないと思うけど、近道があるならだれか教えてください。

 

小説家ってすごいなって思う。書いてみてわかったけど、こんなにたいへんなことってない。あれだけの文章をあれほどのクオリティで書き続けられるって、並大抵のことじゃない。すごい。僕には真似できない。今は。

 

たくさんアイディアをノートに書き留めてみた。でも後で見返してみたら、こんなつまらねーこと書いてたのか、って燃やしたくなる。自分の頭から出てきたことなんてほんとつまらない。これじゃ小説家なれないじゃん。小説家の頭のなかってどうなってんだろう。つまらないものでも面白くするのが小説家? みたいな? いやそんなことない。よく言われてることだけど、梗概だけでも面白いのが、本物の小説みたいだし。

 

あらすじでも面白いって、なかなかすごいことだよね。話変わるけど、あらすじ書くのって難しい。うまく書けない。練習してみようか。どうせ誰も読んでいないことだし。

 

ではまず僕の一番好きな村田沙耶香さんの『コンビニ人間

 

恵子は幼い頃から一風変わっていた。死んでしまった小鳥を食べたいと言いだしたり、喧嘩をはじめた友人をスコップで殴って止めようとしたり。そのたびに両親は「どうして恵子には普通がわからないんだろう」と嘆いていた。

恵子は学生になり、近くにできたコンビニでバイトをすることになった。コンビニではすべてがマニュアルで管理され、異物は直ちに排除されていくことを知る。それが世界の歯車になる唯一の道であり、恵子の居場所だった。それから恵子は就職も結婚もせずにコンビニでバイトを続けた。当初はよろこんでくれていた両親も、だんだん不安視するようになった。30代も後半になって独身でコンビニバイトを続ける恵子はすでに「普通」からかけ離れてしまっていた。

ある時、白羽という男が新人としてコンビニにつとめるようになる。彼は勤務態度が悪く、そのうえ周りの人々をいろいろと理由をつけて見下している。ほどなく客とのトラブルがきっかけでクビにされるが、ひょんなことから白羽は恵子の家に居候することになる。白羽は社会の生産性のために働かされるのが耐えられないという。恵子に働いてもらうかわりに、自分は見せかけの伴侶となることで恵子にもメリットを訴える。たしかに男と一緒に住んでいるというだけで、まわりの恵子を見る目は変わった。次の一手としてコンビニを辞めさせて、就職させようとする白羽。しかしコンビニという拠り所を失った恵子は、何のために生きているのかわからなくなり、生活もままならなくなる。恵子は意を決し、白羽を振り切ってコンビニという自分の居場所に回帰する。

 

って感じかな?これじゃ長いのかな。

 

今突然思いついたからメモ書きにする。

 

「本はそこに存在するだけでいい。あとは読む人がその価値を決めてくれる。いつか僕の書く文章に価値を与えてくれる人のために僕は書き続けたい。」